「職人は負け組か?」

はい!外構太郎です。

今回は、「職人は負け組か?」と題して話していきますね!

あなたは、「負け組?」ですか。「勝ち組?」ですか。

どちらかと言うことは、まずは置いておきます。

前回の話の続きから、「職人とは!?」。(前回の話を読んでいない方は、こちらから戻って読んでくださいね!)

「職人」=「仕事」は、わかりましたね。この理解がないとなかなか進めません!

そして、今回は「仕事量」=「対価」のお話です。

「対価」とは、

対価とは、あなたの行った仕事にかかった経費と労力を提供し、お金と交換するということです。

そうですね。「交換」と言うことです。

「交換」は、人が生きてきた歴史です。ビジネスの原点と言う行為なのです。

話が深くなりますが、この原点を理解できずにビジネスをしている人が非常に多いという現状です。

ビジネスにもちゃんと原理原則があるのです。ここを当たり前のように「当たり前じゃん!」と、思っている人は「敗者としての人生です」

物事の基本は、言葉の意味を理解して行動する、選択をするということなのです。

では、「交換」とは、

「物々交換」から始まっているのです。

山で暮らしているものは獲物狩りをして肉を食べていました。海の近くで暮らしていたものは、魚を捕って食べていました。

そして、山の者は「魚を食べたい」、海の者は「肉を食べたい」と、思うようになり「肉と魚の交換」が始まりました。

もちろん、お互いの仕事量、獲物の取れた量、により「平等の量」で交換がされたのがビジネスの原点なのです。

自分が欲しいものを、持っている人と「交換」する。

そして、いろいろな交換が始まり、やがて物に対する「価値」という取り決めが行われるようになり「貝、砂金、塩、布」などと価値が比較的保てるものと交換できる「物品交換」が行われるようになったのです。

いかがですか、非常にシンプルな「交換」です。

シンプルと言うことが大切です。物々交換も物品交換も「物と物が見合った交換」であることです。

「見合った」と言うことが「対価」ということです。

やがて人は、物の交換から「貨幣制度」を作りお金が誕生しました。

形は変わっても、原点は「欲しいものを対価で交換するということを忘れてはいけません」

さあー!

現代に戻りましょう!

これは、考え方のトレーニングです。

「世の中にはいろいろな考えを持った人が存在します。それは、生まれ育った環境であったり、両親の影響、社会の影響、で『矛盾』や『対立』が起こるのではないでしょうか」

しかし、「素の心」を持つ時間も大切です。何が言いたいのかと言うと、「当たり前のようなこと」が大切なのです。素直な気持ちで読むことが今後を変えれる”キー”となるのです。

ここまでの話であなたは、本当に「対価」を貰っているのか?

と言うことです。

「あなたの月収は、一般サラリーマンと比べてどうでしょうか?」

よく聞く話ですが、同級生と比べれば「いい方だと思うよ!」と言う若い職人がいます。

「はい、敗者です!」

それは、ただ単に「手元に入ったお金の金額で比べているだけのことです」

私が言っているのは「対価か!」と言うことです。

大半の職人さんの話をします。あなたを職人さんと思って言いますね。

あなたは、何時に朝家を出ますか? そして、何時に帰ってきますか?

仕事先は、夏ならエアコン、冬なら暖房、ついていますか?屋外ですね!

現場までの交通費(ガソリン代、高速代など)自腹じゃないですか?

休みは、週休2日取れますか?

重たいものを運んで腰は痛くないですか?

自分で買った道具、機械工具代、消耗品など払っていませんか?

「職人経験もない建築知識もない営業マンに怒られて」ストレスたまりませんか?

いちゃもんのようなクレームにも無償で応じていませんか?

雨天は、収入0ではありませんか?(何の保証もない)

などなど、質問は尽きません!

これらは、全て「見えない賃金」「葬られた報酬」だということです。

朝暗いうちに出て行き、寒空の中カジカム手で作業し、体が痛いのも我慢し、さらに危険な現場もあるでしょう。手間代の中から、ガソリン代、工具代も自腹で払い、コンビニ弁当。

おまけに、金の事は後回しにされ、営業のしりぬぐいまで押し付けられ、何の将来の保証もない。

何のために苦しい修行をしてきたのですか。

こんなつらく割の合わない仕事はありません!

奴隷か!

この職人の「賃金とは対価であるとは言えません!」

「だけど、仕事をくれる元受けにそんなことを要求したら干されるじゃんか!」

「そんなことを言っているから、負け組なんです!」

「安い賃金で、仕事して手抜きが出ないわけがありません!建築業界のクレームは、ほとんどの原因はこれです。」

「なのに、社会はクソマスコミは、「手抜き工事!手抜き工事!」と騒ぎ立てます。」

「テレビを見ていつも思います。根本的な原因も知らないサラリーマンがネタ欲しさと、ネガティブニュースに人は飛びつくことを知って報道していると!」

「職人に適正な賃金を払っうことが、クレーム減少にもつながることは明らかです」

職人も、賃金を合わせるために材料をケッチってみたり、現場掛け持ちをさせられたり、急ぎ仕事をしてしまったり・・・。 負のスパイラルが招く「手抜き工事」が繰り替えされているのです。

一番大切なことは、お客さんが犠牲になっていることを忘れてはいけないのです。

建築においてお客様は、大半が素人なのです。

業界の裏側なんて知るはずもありません。ましてや、「職人さん」が安い賃金に不満を持って我慢して作業を行っていることなんて知り得ないのです。

確かに、お客様は少しでも安く購入したいのは事実です。

「しかし、職人にしわ寄せが行き、通常の工事ができない価格で契約をしてしまうことは本来してはいけないことです。」

そして、職人もまた同罪であることは理解しないといけません!

「無理な賃金の工事は、はっきり断るべきです!」

現に、対価に見合わない賃金を断る職人さんもいます。

元受けから見れば「せっかく仕事を回してやったのに!」「文句言わずやれ!」と、思われますが断ることです!

またまた!!!

「おい!外構太郎!」

「外構太郎か!なんかしらねーけど!無責任なことを言うな!」

「そんなこと!元受けに言ったら!クビになるじゃないか!」

「お前!責任とれるのか!こっちは、生活がかかっているんだ!」

「はい!」

合格です!

「何が!?」

「あなたは、今!『生活がかかっている』と、怒りましたね!」

「その通りです!」「ここまで話したかいがありました。」

「職人」=「仕事」と言うことを認めたのです。ついでにさらに言うと、仕事は生きていくための手段に過ぎないのです」

「あなたが、稼ぐことが、奥さん、子供、両親、従業員、いっぱいいますね!大切な人が・・・」

「その人たちを守ってあげることがあなたの仕事なのです。」

外構太郎も、

「職人時代には悔しい思い!みじめな思い!何も変えることのできない自分!」

「元受け企業の権力!に、泣いたこともあります」

しかし、現在では、母子家庭で私と妹を育ててくれた母親にも生活に不自由させないほどの仕送りもできています。

十分な一軒家にも住めました。普通の職人人生では、できない生活を手に入れました。

決して、自慢するのではありません。

社会においては、まだまだですが、職人の中では「勝ち組!」ではないでしょうか!

育った生活環境は裕福ではない、学歴も良くない外構太郎は、仕事は手段に過ぎないこと、

「稼ぐためなら自分が明日からでも変えれる」と、思っていたことではないでしょうか。

しかし、外構太郎は、「職人世界を変える!」「この業界を変える!」と言うことは、今でも変わりません。

あなたが、今!「勝ち組!」「負け組!」を決める時ではありません。

外構太郎は、自分の経験、勉強、から「これからを生き抜くための方法」をあなたに与えていきます。

では、「職人気質」みたいなものは捨てて、この後も読み進めてくださいね!

さあー!次回は、「職人しかできない!」をテーマにお話ししますね。

後、外構太郎への、質問、悩み、相談をいつでも楽しみに待っています。ここをクリックして何でも問いかけてくださいね!(あなたにしか教えない秘密の方法もあるかも・・・!」

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では、「一分一秒を大切に!」

 

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