「職人!」さんへ!
ここから先は、あなたが「職人」であると思ってお話しします。
外構太郎は、常に考えてきました。「職人とは」と言うことを、
はっきり言って!
「その日暮らしのお金持ちではないのは確かですね!」
「いやいや!ある程度の預金はあるよ!」なんて!反論する人もいるでしょうね!
しかし、外構太郎は厳しく言います!
「あなたのところに来ている仕事がこの先、何年も続く保証は本当にありますか?」
「あなたが、1年重い病気で入院しても家族にその先も満足した暮らしをさせられるだけのたくわえがあるのでしょうか?」
「1千万、2千万の預金で、この100年時代と言われる長寿命で社会保障もままならない日本で生き残っていく自信があるのですか?」
現実を考えるべきです!
「家を持て!」「イイ車に乗れ!」なんて!言っているわけではないのです!
このようなことを言われると、「この先、読みたくなくなった方も多くおられるでしょう!」
そうです!外構太郎も、職人さんに会うと前途で述べた質問を良くします!
多くの職人は、黙り込むか、反射的に反論してきます!
「お金だけが、全てじゃない!」「何とか!食えているんで!」と、プライドを守ろうとします。
外構太郎も、この人たちを否定しようとも思っていません。
しかし、「耳の痛いことと言うのは、心に刺さっているということの現れです!」
たまに、ムキになってくる方もいます!「図星(ずぼし)!」を突いているからです!
よって、人は潜在意識の防衛反応を働かせ、「心に傷を受けないように、守りたがるのです。」
これは、自分の成長を自ら止めてしまう、やっかいな自然行動です。
外構太郎は、何が言いたいかという訳を言います。決して「今を、逃げないでください!」最後まで読んでくださいね、長くなりますが・・・。
外構太郎のプロフィールを、読んでいただいた方はおわかりだと思いますが、「私も職人でした。」
だから、職人さんの気持ちを理解できるつもりです。しかし、今私が職人に戻ったら以前のような考えではないことは確かです。
「以前のような考えとは、「職人」の立場でしか物事が見えていなかった自分です。」
しかし、今は外構店で営業を経験し、外構店を経験し、この業界を隅々まで見てきた32年の経験から「職人」について考えれます。
「職人」から離れて、違った角度から見られたことが良かったのだと思っています。
そのことを踏まえ本音で行きます・・・。
まず、そもそも「職人」とは、手作業で技術を習得した人の事を言います。「職人芸、職人技、匠」などと呼ばれた歴史からきているのです。
「職人」ってなんだか固い言葉ですよね!海外では「テクニシャン」とも言われ、技能を持った人の事を指します。
「エンジニア」と言う言葉も聞きますね、これは、技術者を指します。
同じようでもそれぞれに持った意味があるのです。
「エンジニア」は、技術者と言う人で、設計に基づいた再現性ができる物を作っていきます。簡単に言えば、誰もが基本を学ぶ事で同じものが作れるということです。
「テクニシャン」は、技能者でその人の感じる感性、匂い、感覚、などの人間の五感を経験により得られた能力を持つ人を言います。
例えば、寿司職人と言われるような人もいます。「老舗高級すし店」などにいる職人の方です。
そのような寿司職人さんは、長い下積みがあり、先輩の仕事を見て覚えた感性の塊のような人です。
驚くのは、同じ魚でも匠と呼ばれる寿司職人のさばいたネタの味すら差が出ることです!
素晴らしい人材です。
一方、回転寿司はどうでしょう。
機械が握っています。そこには、寿司の匠はいません。
この二つの寿司店で、社会的な勝者は、圧倒的に「回転寿司店」なのです。
昔は、一般消費者にとって寿司は「高い」「入りずらい」ものでした。
しかし、誰もが「安く」「いつでも気軽に」食べたい思いを叶えたのが、回転寿司店の登場でした。
この回転寿司店の登場で、日本人の「寿司」に対するイメージも大きく変わり、業界も一気に市場を拡大できました。
このように、伝統を貫く職人さんと、今の時代の時流に乗る人で生き方も生活も変わってくると思いませんか。
あなたは、果たして「日本一の左官職人」を目指していますか?そして、今の日本の左官職人の「日本一」って誰か知っていますか?
「検索しても、わかりませんよ!」
そんなものですが、それはそれで、否定はしません。
しかし、私は「職人も営業もデザイナーも経営者も」仕事であるということを忘れないでほしいと思います。
そして、「職人」=「仕事」がわかったら
「仕事量」=「対価」を理解することである。
今回は、ここまで!
次回は、「仕事量」=「対価」についてお話していきますね!
テーマは、「職人は負け組か?」
外構太郎は、あなたの悩み、相談もお待ちしています。気楽にコメントしてくださいね!
では、「一分一秒を大切に!」
ここまで読んでいただきありがとうございます。
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