「外構業界」に、残されたタイムリミット

では、始めましょう!

前回は、寡占化についてお話ししましたね!

今回は、「外構店」も例外ではない!から、お話しします。

「外構業界」は寡占化されるのか?

答えは!はい!

どうしてか?

他業界から見てとても小さな規模の企業の集まりだからです。「左官屋」なのか「外構店」なのか「造園屋」なのか「ガーデンショップ」なのか?訳が分からない業界です。

しかし、市場規模で言えば決して無視できない魅力もあるのです。

無くてはならないものか?と言えば、住宅、環境整備、に必ずと言っていいほど”無くてはいけない”ものですね。

「外構業界」は狙われています!

この状況を、どのようにしたらあなたは業界で生き残れますか?

「他社との差別化に社員一同で取り組む!」

差別化したところでムダ金です!

そんなことは、外構太郎が何回失敗した事か!

いったい何を差別化するのですか?

よく相談にのると皆さん、差別化、差別化と言っています。

多くの経営コンサルタントでさえ「差別化できるものを探してください!」と、言っているありさまです。

どこの外構店もほとんど同じメーカー、同じ商品を販売していて何を差別化しますか?

A店:「うちはプランが褒められる!」「CAD見てすごい!」って言ってもらえるから「どこよりも、素敵な提案ができることをホームページに掲載します」

ブ、ブー!

確かに提案は大事でしょうね。しかし、「いまのCADは性能も見た目も優れています!」プロが書けば、素人は「すごーい!」ぐらい言いますよ。

ライバル店にもあなたと同じレベルの人がいないとでも・・・?

B店:「価格の研究をして地域で一番安い店にしてやるぞー!」

最悪です!!かなり危険な社長ですね!こればっかりは、外構太郎もお手上げです!「いつまで続くか、やってみてください!」

C店:「オリジナル商品を見つける。オリジナル商品を開発、製造するぞー」

発想は、good!

しかし、オリジナル商品を仕入れるとしましょう。オリジナルで仕入れするにはそれなりの発注数があります。最低ロット「ミニマムロット」がどこもあります。「ミニマムロットでは価格はさほど安く仕入れられない」。

当たるか当たらないかわからないものを大量に仕入れられますか?

仮に、当たったとしましょう。「他社もまねしますね!」あなたより、資金源があれば大量買いで安く仕入れるかもしれないですよ・・・。

オリジナル製品の開発、製造。物にもよりますが相当な資金が遊んでいたらチャレンジしてみてください。

このどちらも、外構太郎は経験済みです。

外構太郎は、「机上の空論」で物事を言いません。でまかせで稼いでいるコンサルタントとはわけが違います!

自分で別会社を作り、商品開発から製造、輸入までしました。証明もできます。エクステリアのカタログにも製品は載っています。親しくなった人には教えますね。

今は、株主の立場ですが、後継者に経営全てを譲り渡しました。

しかし、相当な資金がかかりました。私がやっているときの儲けは経費に消えていきましたね!

ちょっと参考までに、JISマーク1点取るのに100万飛びます!それまでの工業試験に150万以上飛びます!

もう、資金集めで大変でした。

本当に大変でした。唯一良かったことは、製品開発のノウハウを学べたこと、そして、海外企業と共同研究したり、優れたパーツを仕入れたりしてグローバルな経験ができたことですね。 「たかが、外構店のオヤジがですよ!」

もう一度言います!大変です!

さぁー!何を差別化しましょうか?

大企業を見てください!何を差別化していますか?

「コンビニは?」「私は!セブンイレブンのおでんが好き!」「いや!私は、ファミリーマートのおでんが好き!」

「車業界は?」「僕は、トヨタのプリウス!」「僕は、ホンダのインサイト!」2大ハイブリットカーと言われていますね。

いかがですか?消費者から見て、「人それぞれの好みだけだということに気づきませんか?」

「差別化」「差別化」と言っているのは中小企業の考えです。大企業は、全く違う次元で考えています。

「差別化をするよりも消費者心理を考えないといけませんね」

大企業との販売に関する差があること事態に気づきましたか?

まさに、大企業の本当の「差別化」は、中小企業との間にあるのかもしれませんね!

まだまだ、これだけではなかなか理解できないと思います。

ここでは、これだけの内容にしておきます。

本題に戻ってみましょう。あなたは、寡占化に本当に生き残れると思いますか?

そして、あなたの本当のライバルは誰なのか?

今回は、ここまでです!次回は、「外構業界」に、残されたタイムリミット!④です!

「一分一秒を大切に!」

 

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